日々のこと

ただのらくがき

しょっぱいのが梅干し

旦那さんが胃腸の病気になって弱っていた時、「お腹の病気には梅干しだ!」とスーパーにしょっぱい梅干しを買いに走りました。でも、梅干しコーナーにあるのは甘く味付けしたものと添加物がどっちゃりなものばっかり。それではコープでは!とそれっぽいものを注文。食べてみると不味い!これは薬になる梅干しではない!考えて、私の地元で自然料理を出している男がいることを思い出した。早速問い合わせ。あった!塩だけで漬けた本物の梅干しが!きっぷのいいこの男は何とタダで梅干しを送ってくれた。救いの神だ。

 

実家ではばあちゃんがたんまり漬ける梅干しを分けてもらっていたから、しょっぱい梅干しに不自由したことは無かった。ネットで調べてみるとしょっぱい梅干しは結構高価だ。それで今年から梅干しを漬けることにした。まずは3kg漬けてみた。漬けてみると梅干しは簡単だった。土用干しという三日連続晴れの日に塩が上がった梅を干すという工程に時間が合わせられる人には。

 

私はいつも家に居るのでこれは簡単なことだった。赤紫蘇も漬けて赤いおいしそうな梅干しに仕上がった。でも一つだけ失敗があった。それは完全に熟していない梅を旦那が急かすので漬けてしまったことだ。そうした梅干しは食べられるけど固いのだ。旦那と反省して、来年は倍の6kg漬けようと言った。

 

減塩ブームのあおりからか、梅干しはしょっぱくなくなっているご時世だ。そんなしょっぱくない梅干しにも薬効はあるのだろうか?